朝イチから、既に納品した案件の後始末に追われる。一緒に仕事していた運営陣の不備だが、クライアントとの中が炎上中でどうにもならないらしく、とりあえず事態の収拾を最優先とするしかない状況。終電間際だったので処理は今日にまわしたが、この点については昨晩遅くにメールが来ていた。「内部からアラートが出なかったのは非常に残念です」だと。あなたが手配したものが使えねーからこうするよって伝えたやんけボケが、違うもの手配しろって言ったのにさっさとやらないから後で予期しないツケが来るんだよバカどもがヴォケがタコが…と言いたくなるがこらえる。でも【緊急】とかメールの件名についてるのにいつまでたっても作業分担送ってこないのでさすがに電話してちょっと注意した。何のためにいるんだオマエはYO。おれが電話するまで何してたYO。給料いくらだYO。と言いたかったがそれはがまんした
自分で後始末できないのは仕方ないし、そういうものは僕にもあり余るほどあるけれど、それなら指示出して制作回していく人間はこういうことにならないようにしなきゃいけないんだし、なってもこっちに責任をまわそうとするのは何か違うと思っている。とりあえず事態の収拾を最優先するしかないので作業お願いします、とだけ潔く言ってくれればなんとかしてやんなきゃなあ、と思いながら作業するのになんでわざわざ余計な一言を付け加える。僕にとってこういうことは、メールの文面とか言い回しがどうのこうのいう問題ではなく、作業するにあたり必要な人件費の問題でもない(いや、これはちょっとあるか…)。忙しいのによーなどというより何より、なんか、かっこわるいなあ、と思う(でも、それでも制作陣を動かして作業させたのだから、その人は少なくとも今はしっかり自分の役目を果たしたのだとも思っている)。
まあ、クライアントとの折衝はそれはそれで大変な仕事なのは前の会社で嫌というほど味わったし、運営陣が別にいることでそれを自分から切り離しておけるタイプの案件の制作は、幾分か気分的に楽ではある。次から自分も気をつけとかなきゃ…と思いつつ仕方なく作業する。その間にも他の案件も進めておかなきゃならないので、各方面に連絡入れつつ、後始末完了 21 時。メールで作業した詳細と、次行程に渡すためのアクセス情報など送って、念のため電話入れとく。はあ。明日出勤しない予定なので一応携帯番号伝えておいたが、連絡がないことを祈る。
そこから本来の今日の仕事として予定していたプラグイン製品の修正にかかる。丸一日費やしたのは非常にイタイが、今日入って来たオフレコ情報もあり、いくつか必要な修正とチェックしておいて来週の予定うまく組めれば明日明後日はなんとか休めるかな、と思っていた矢先、先に帰ったスタッフが、頼んでいたドキュメント作成をやってくれていないのに気づく。あー…。コンペ企画書の作成フローに関するレビューだが、こういうものは日がたってしまうと色あせてしまうので、今週がリミットと伝えてあった。が、もう仕方なかろう。前の会社の人たちと飲みに行くっていってたし、明日は浜松に出かけるって言ってたし、iPhone 買ってうかれてたみたいだし、そもそも僕が自主的にやらせたものなので、必須事項ではない。でもオフィス間で共有しときたいこともあったし、週明けに僕の方で簡単にまとめてまわしておく程度でいいか。頼んだうなぎパイちゃんと買って来てくれたらそれでよしとしよう。うなぎパイでなくうなぎだったらもっとよしとしよう
と思ったら、次に帰ったスタッフが、頼んでいた不要書類の整理をやってくれていないのに気づく。あー…業者に処分を頼むのだけれど、先に概算を経理に通しておかなくてはならないので分量がどのくらいになるか再度整理せよ、と社長のお達しがあって、今日はさすがに手が離せなかったので頼んでいた。一緒に出した物品購入申請が、期首に出すことになってしまったので印象が良くなく、追って具体的に整理しなければならないとしても、概算の連絡だけは今週中にすませておきたかった。大阪オフィスは 4 人。今日は社長がいないので、二人帰ると必然的に僕一人になる。やっておくより他にないので、またしても終電ぎりぎりになったがあわてて棚から書類を引っ張りだして確認する。
おおむね不要と判断できるものばかりだったけれど、ちょっと不思議だった。書類の量が多いのと、どの書類からも、時間に追われていているものの、とても丁寧に仕事をしている印象を受けた。僕は立場上より多くの案件に関わる方なのだけれど、ここ最近の案件で、制作上の手戻りや担当の把握漏れ、伝達漏れが目立っており、頻繁に社長から注意がある。ここに書くようなことかどうかはわからないが、正直、仕事の進行が雑になっているのが気になっていて、少なくとも制作フローに関しては、今よりも入社当時の方がはるかに印象が良い。たぶん、その質が落ちたのはある程度各員の裁量で進めるようになってからだろうから、僕も気をつけておかなくちゃいけないだろう。僕が入る前にここにいたこの人やこの人が担当した案件はどうだったんだろうか。一人、よく話題になるちょっとだけかわいそうな方は知っているが、知らない名前も数人あった。
ぼんやり考えながらもどのくらいの分量になりそうかと、今日の作業報告をばたばたとメールで送り、あわててゴミを一週間分まとめて、後片付けをして出る。うーんなぜ最後まで仕事がんばってるヤツがゴミ出ししなきゃならんのだろう。施錠とかはわかるんだけれど。最初に帰る人か、そうでないならみんなでやることのような気がする。が、別にぐだぐだ言うことでもないしそもそも自分一人しかいないので黙々やる。今日は終日他人の後始末ばっかりだった。気が滅入るということはないけれど、社内にせよ社外にせよ、自分より仕事してないと思う人に余計な仕事増やされると、さすがにイライラすることもある。それでも、プラグインのデバッグもいくつかできたし、最低限やらなきゃいけないことはなんとかやった。来週はもっとキツくなりそうだけれど…
なんとかぎりぎり、終電に乗る。これがまた、天神祭だ。なんだ。なんか悪いことしたかおれ。なんでこんなにツイてないんだ今日。まあ電車が混むのは仕方ないか…。窮屈なのはみんな一緒だし、こんな時間に帰ってるおれにも原因があるしな…ん?なんでこんな時間になったんだっけな…
帰宅して、風呂くらいはゆっくり入る。コンビニで買った晩ごはんを食べて、ヤッテランネーヨ(*`⊿´) ケッ とばかりに買ったお酒を飲みながら今日届いたメールにひととおり目を通す。珍しく母親が送ってきていた。件名に「○○ ○○です」とフルネームで入れているあたりメール初心者だ。自分の息子に宛てるのに名字はいらんですよ、さすがに
彼女はもう 60 歳近いが、僕と妹が大学に進学して、人生のつとめが 7 割方終わったあと、自分も受験勉強して、3 年かかって地元の大学の法学部の夜間コースに入った。だが祖母の介護もあり、年齢的にもついていくのがやっとのことらしく、一年余計に通学しなきゃいけないことになりそうなので、たまたま今年ボーナスをたくさんもらえた僕がその分の学費を負担することにし、先日銀行振込で送ったので、そのお礼に送ってきてくれたメールだった。
パソコンでメールを書くよりも手で書いた方が早い彼女がメールを送ってきたのはこれが二回目で、情報処理の授業があった日に、練習メールを送ってきたのが最初だ。今日は試験の中休みだったらしく、早くお礼を伝えたかった、といったようなことが書いてある。文面はたまに送ってくる手紙と変わらないけれど、進学とともに家を出てから、最初に米やら何やら、短い手紙とともに段ボールにぎっしり食料をつめて送ってきてくれた時の次に嬉しかった。僕が送ったお金もそれを稼ぐのに必要だった時間も、彼女がかつて僕のために費やしてくれたお金と時間には遠く及ばないけれども、少しでも報いることができたことがわかって、少しうるうる来る。
些細な出来事だけれども、今日あったことを何もかもリセットしてくれて、頭の中をすっきりさせてくれる。あー明日もがんばるかあ、と思わせてくれる。当面の間は仕事ざかりでありたい僕にはその原動力になるものがとても大切で、それが何であってもかまわないけれど、それ以外のものはしばらく必要ないと思っている。うん、あしたもがんばるわ
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