DIARY

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2011-04-09

April 9, 2011 1:30 AM

SEO なんていう言葉も使い古されて当たり前になったインターネット社会で、リンクを張らないことが敬意を表す日が来た。一ヶ月前の東日本大震災によって引き起こされた原発事故と、これに対する国や電力会社の対応を斉藤和義氏が歌った動画が随所にアップロードされては削除されている。たくさんの人の目に止まればいいなと思うけれど、これではおいそれとリンクを張るわけにもいかない。

比較的耳に慣れたヒット曲に乗せたこともあるだろうけど、それはとても衝撃的であると同時に、僕らがミュージシャンという人たちに求めるものをストレートにやってくれたような気がした。歌うことしかできないから、なんてもったいぶりながら自身の曲を披露するのも、それを批判するのもなんか違う。間違ってはいないけれど、まっすぐじゃあないんだ。

地震と津波と原発と、それらに関する報道は僕の感受性のキャパなんかゆうに超えていたし、それをアウトプットする手段も持ち合わせていなくて、それでも社会の構成員はこんな状況の中でも働いていなければならない。もちろんそういう自分の状況にはそれなりに納得しているけど、毎日ニュースに振り回されて一喜一憂するなかでたまってしまうものはやっぱりあって、それを代わりに発散させてくれたのが件の四分半程度の動画。いいな、と思った。ビリビリきた。

価格がついた音源としてリリースされることはまずないだろうから、CD を買ったつもりでどこかしらに募金することにしよう。つもり募金。いいよね。被災地でたくさんの辛いことに耐えている人たちにはもちろんだけど、斉藤和義氏にも届けばいいのになって、どうしてもそう思ってしまう。


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