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ええから休めやおまえ

3 月が終わりに近づくとともに、少し仕事が落ち着いてきて、久しぶりに何も考えずにすむ休みが訪れた。いつも休みの日はそうやって休んでいればいいのに、なぜかそうならないのは性分というやつなんだろう。われながら、あまりほめられたものではないなあとも思うけれど。

昼過ぎまでゆったり眠って、もくもく煙草をふかしながらさあ今日は何をしようかと考えてみると、特に何もない。思い浮かぶことといえば、冬物をクリーニングに出すことと、ちょっと部屋の掃除をしなきゃまずいよなあ、とかそのくらいで、時間があるときに限って時間を必要とする用事がない。それは往々にしてあることだけれど、ここ最近の自分を考えれば、使える時間とやらなきゃいけないことのバランスがここまで悪いと、かえってうまいことバランスがとれているような気がしてくるから不思議。そして、そういうときほど能率よく物事をこなすことができない。

とりあえず近くのクリーニング屋は日曜が定休日みたいだから、かならず今日中にすませなきゃいけないのだけれど、まあちょっとブログ書いてみたりとか、忙しくしている間に始まっていた春の選抜をのんびり見ていたりしたらその分遅くなる。大学生になったころは高校球児が年下に見えなかったのに、最近は明らかに自分より年下に見えるから不思議だなあとか、しょーもないことを考えながら。あのクリーニング屋は夜 9 時までやってるしな、とかいう考えが浮かんでくるようになると特にまずい。結局閉店ぎりぎりになる、どうしようもないパターンだ。

暇好きなのに手持ち無沙汰が苦手な僕としては、目的がない一日が一番困る。目的は作るものだけれど、作る目的がないから暇で、手持ち無沙汰になる。いや作ればいくらでもあるのだけれど、正確に言うと、今日の僕には目的を作る気がないらしい。何をするか考えようとしても、ええから休めやおまえ、て感じで、さっきからずっとシャットアウトされている。それに対して、わかるんだけどな、わかるんだけど、暇は好きであっても手持ち無沙汰は得意ではないんだよおれ、みたいなやり取りが自分の中で続く。

とりあえず、なんとなく夜になってしまうのだけは避けたい。じゃあとにかく、まずはクリーニングをすませてこいや、という話なんだけれど、本当にやることがなくなってしまうのを避けたいのか、なんとなく用事をすませる気にならない。くだらない休日の、しょーもない葛藤。だけど、これはこれでいいか。今日は休みだしなあ。

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