先日公開した、Flickr にアップロードした写真を Flickr の短縮 URL である http://flic.kr/p/***** の形式でつぶやく TweetFlickrPhotostream プラグインですが、このプラグインはエムロジック様の PostTweet とバッティングしてしまうことがわかりました。原因は Twitter の OAuth 認証で使用している Perl モジュールです。
このプラグインは僕も使わせていただいているので回避のための手段を講じてみたのですが、うまくいかないので作り直し、いくつか旧版での課題をクリアしたものを TweetFlickrPhotostreamFix プラグインとして公開することにしました。なお、旧版である TweetFlickrPhotostream プラグインの方は今後アップデートしない予定のため、ご利用の方はご面倒ですが入れ替えていただくことをおすすめします。
ちなみに、リニューアル後の Twitter では、Flickr の短縮 URL が入ったつぶやきは以下のように表示されます。
つぶやいた状態
TweetFlickrPhotostreamFix プラグイン(約 102.7 kb)
解凍すると、TweetFlickrPhotostreamFix フォルダが生成されます。その中身は以下のようになっています。
TweetFlickrPhotostreamFix
- tools/
- tweet-flickr-photostreamfix
- plugins/
- TweetFlickrPhotostreamFix/
それぞれ以下のように設置してください。
正しく設置できていれば、システム・メニューのプラグイン設定画面に TweetFlickrPhotostreamFix プラグインの項目が表示されます。
Perl モジュール HTML::TreeBuilder がサーバーにインストールされていることが必要です(ActionStreams プラグインが MT にインストールされている場合はバンドルされていますので、自動的にそちらが利用されます)。
まず、各ブログのプラグイン設定から、Twitter への OAuth 認証を行います。
プラグイン設定画面
「OAuth による認証」をクリックすると OAuth 認証のためのダイアログが開きます。ここから、「PIN 番号を取得する」をクリックすると別ウィンドウで Twitter の OAuth 認証画面が表示されます(Twitter にログインしていない場合はログイン画面が表示されます)。
OAuth 認証のためのダイアログ
Twitter の OAuth 認証画面
TweetFlickrPhotostream によるアカウントへのアクセスを許可すると、PIN 番号が表示されます。それをダイアログ内の入力欄に入力し、「実行」ボタンを押してください。これで Twitter に関する認証は完了です。
引き続き、プラグイン設定の「Flickr に関する設定」の「Flickr の ID」を設定し、必要に応じて「つぶやきのフォーマット」を指定してください。これでプラグイン設定は完了です。あとは旧版公開時の記事を参照して cron の設定等を行い、Flickr を enjoy してください。
基本的にご利用は無償かつ自己責任ですが、継続的な開発、更新のため、よろしければドネーションをご検討ください。以下のボタンから、PayPal を通じて行うことができます。
また、フィードバックもぜひ kenmin.okayama@gmail.com までお送りください。コメントでもかまいません。
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